バックス (ローマ神話)

カラヴァッジョ『バッカス』(ウフィツィ美術館
グイド・レーニ『酒を飲むバッカス』(アルテ・マイスター絵画館
ティティアーノバッカスとアリアドネ』(ロンドン・ナショナルギャラリー)

バックス(Bacchus)は、ローマ神話ワインである。ギリシア神話ディオニューソスに対応する[1]。ディオニューソスの異名バッコスがラテン語化してバックスとなった[1]日本ではしばしば英語読みのバッカスで言及される。

イタリアでは、ローマ人の神リーベル(Liber)の崇拝と結びついた(リーベルは本来ディオニューソスと同一神だったと考えられている[2])。

バックスを称える祭としてバッカナーリア(英語 en:Bacchanalia)がある。

脚注

  1. ^ a b 呉茂一『ギリシア神話』新潮社、1994年、283頁。
  2. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年、301頁。
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