向日

曖昧さ回避 この項目では、大気光学現象の向日(こうじつ)について説明しています。京都府にある地名の向日(むこう)については「向日市」をご覧ください。

向日(こうじつ、Anthelion(単数形anthelia))とは、天球上において、太陽の正反対の方角の太陽と同じ高度の点(向日点)に現れる明るい部分のこと。大気光学現象の1つ。

幻日環および、向日アークに属するヘースティングアーク、トリッカーアーク、ウェーゲナーアーク、ディヒューズアークなどが向日を通る。

六角柱または六角板の形状をした氷晶を通る太陽光反射屈折するなどして起こるが、詳しいメカニズムについては、多数のアークが重なるせいで明るくなるという説と、向日を見せる光の経路が別に存在するという説がある。

出典・外部リンク

  • 非常に稀な空と太陽に関わる現象 - ウェイバックマシン(2009年2月28日アーカイブ分)
  • South Pole Halos - Anthelic View Atmospheric optics(写真あり)
  • Anthelion Arbeitskreis Meteore e.V.
  • [1] Earth Science Picture of the Day(写真)
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