宝生如来
宝生如来 | |
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五智如来のうち宝生如来、パリ、ギメ美術館蔵 | |
名 | 宝生如来 |
梵名 | 「ラトナサンバヴァ」 रत्नसम्भव |
蔵名 | རིན་ཆེན་འབྱུང་གནས། |
種字 | タラーク |
真言・陀羅尼 | オン・アラタンノウ サンバンバ・タラク |
信仰 | 密教 |
関連項目 | 五智如来 (大日如来、阿閦如来、宝生如来、無量寿如来、不空成就如来) |
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宝生如来(ほうしょうにょらい、梵: रत्नसम्भव [ratnasambhava]、ラトナサンバヴァ)は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊。
三昧耶形は三弁宝珠。種子(種子字)はत्राः(タラーク、trāḥ)。
密教における金剛界五仏の一で、金剛界曼荼羅では大日如来の南方(画面では大日如来の向かって左方)に位置する。唯識思想における仏の悟りの境地のひとつ「平等性智」(びょうどうしょうち)を具現化したものである。これは、全ての存在には絶対の価値があるということを示す。 印相は、左手は腹前で衣を掴み、右手は手の平を前に向けて下げる「与願印」(よがんいん)を結ぶ。
日本における宝生如来の彫像は、五仏(五智如来)の一として造像されたものが大部分であり、宝生如来単独の造像や信仰はまれである。単独の造像の例は藤次寺の本尊像である。
真言
オン・アラタンノウ サンバンバ・タラク (oṃ ratnasambhava trāḥ)
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