Core Image
Core Image (コア・イメージ)は、AppleのOS(macOS・iOS・iPadOS・tvOS)を構成するフレームワークの一つで、GPU上で動作するプログラマブルシェーダーを用いて画像・動画のフィルタ処理をリアルタイムで実行するコンポーネントおよびAPIである。なおプログラマブルシェーダーをサポートしない環境では、CPUで処理が行われる。
概要
Core ImageはMac OS X v10.4で導入された。
Core Audioと同様に、Image Unit(イメージユニット)と呼ばれるプラグイン形式の画像処理フィルタや、カスタムフィルタを組み合わせることにより、画像の加工・解析を容易に行うことができる。特徴的な機能としては、バーコード・二次元コードの読み取りや、顔認識・クロマキー合成・画像の自動補正などがある。各ピクセルの値は、整数ではなく、単精度浮動小数点数で処理されるため、非常に正確な演算結果が得られる。
グラフィックスハードウェア(GPU)の持つ並列演算性能を活用したハードウェアアクセラレーションにより、画像処理が高速化される。カーネル記述言語[注釈 1]には「Core Image Kernel Language」[注釈 2]または「Metal Shading Language」が用いられる[1][2][3]。
脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
関連項目
- macOS
- Quartz Extreme
- OpenGL
- GLSL
- Metal (API)
外部リンク
- About Core Image - Core Image Programming Guide
- Core Image - Apple Developer Documentation
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